主に、ジャケットやコートの後ろ中心裾に。
本テキストでは＜簡単ベンツ(縫い代片倒し＞と＜簡単ベンツ(縫い代割り縫い)＞の２通りの方法を紹介しています。


 

＜１＞ベンツの見返し部分、持ち出し部分に接着芯を貼る。
空ロックをかける。


 
＜２＞左後ろ身頃のベンツを外表に折った状態で、左右の後ろ身頃を中表に合わせ、後ろ中心を地縫い。



＜３＞地縫いした部分を、縫い代をまとめてロックでかがる。


 
＜４＞縫い代を右身頃側に倒し、ベンツを整える。


 
＜５＞表側からベンツ止まりにステッチをかけ、裏の持ち出しを固定する。


 
＜６＞ベンツの折り目で中表に折り、裾線を地縫い。


 
＜７＞反対側も同様に。


 
＜８＞余分な縫い代をカットする。


 
＜９＞表に返し、整える。


 
＜１０＞裾の縫い代にロックをかけ、ベンツの縫い代をまつり縫い。


 
＜１１＞裾始末をして完成。

 
＜１＞ベンツの見返し部分、持ち出し部分に接着芯を貼る。
空ロックをかける。


 
＜２＞左後ろ身頃のベンツを外表に折った状態で、後ろ中心線に空ロックをかける。


 
＜３＞左右の身頃を中表に合わせ、地縫い。

 
＜４＞左身頃の縫い代のみ、ベンツ止まりに向かって切り込みを入れて、縫い代を割る。


以降は、最初の簡単ベンツ＜５＞以降と同様です。





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