aviver webテキスト 片玉縁ポケット 1
片玉縁ポケットの縫製仕様を紹介します。
当店商品<ミニマムショートパンツ>のポケットの仕様となります。
(2WAYカラーZIPブルゾンとウェストコート&スラックスは片玉縁ポケット2のテキストをご覧下さい)
2015/11/28 画像と解説文が途中からずれておりましたので、修正致しました。
ご迷惑をお掛け致しました。
このテキストは、玉縁幅1cm×ポケット口11cmで製作しています。
<1>パーツを裁断する(画像は一つのポケット分です)
向こう布 表地×1枚/玉縁布 表地×1枚(裏面に接着芯を貼る)/袋布 裏地やスレキ等×1枚
(本テキストでは、袋布は底を'わ'にしている為1枚です。)
<2>身頃の裏面に、玉縁サイズより一回り大きく接着芯を貼る。
赤い印は玉縁の位置、ポケットの両端角です。
<3>身頃の表側に向こう布を乗せ縫う。
縫い始めと縫い終わりはしっかり返し縫いを。
<4>玉縁布を山線で外表に2つ折りし(山線はパターン参照)、身頃の表側に縫う。
山線から縫い目まで玉縁幅(本テキストは1cm)になるように。
縫い始めと縫い終わりはしっかり返し縫い。

<5>身頃のみに切り込みを入れる。
<6>玉縁布を裏へ引っ張り出し整える。
<7>向こう布も裏へ引っ張り出し整える。
<8>両端の三角に残った縫い代と、玉縁&向こう布に縫う。
<9>玉縁布と袋布を中表に合わせ縫い合わす。
袋布のもう一方の端は、向こう布と中表に合わせ縫い合わす。
生地のほつれが気になる場合は、ロックでかがって下さい。
<10>袋布の両端を地縫い。2度ミシンをかけると丈夫に仕上がります。
<11>向こう布の上端とポケットの両端をロックでかがる。